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飼料交換のタイミングについて

リサーチダイエット社サイエンティスト ブログ(和訳)

飼料交換のタイミングについて

Posted on Apr 12 by Matthew Ricci, Ph.D.

飼育ケージの飼料はどのぐらいの頻度で交換されているでしょうか?
ほとんどの実験動物施設では週に一回、ケージ交換時に、床敷や水の交換と併せて行っているようです。しかしながら飼料の種類によっては、より頻繁に交換したほうが良い場合があります。
一例としてD12492のような非常に脂肪含有量の高い飼料が挙げられます。一部のユーザーからのフィードバックによると、週に2回、餌を交換したほうが、しばしば摂食量・体重増加ともに安定するとのことです。逆に言えば、D12492の場合、週に一度しか飼料を交換しないと、餌が新しくなったばかりケージ交換直後に比べ、週の終わりごろには摂食量が落ち、体重の延びも鈍化するということになります。この現象の正確な原因はわかっていません。推測としては、脂肪分の酸化により味が落ちること、さらに/もしくは、動物がペレットに接することにより飼料中でバクテリアが繁殖すること、などが疑われています。我々の知る限りにおいて、これらの仮説を検証した者はありません。ここで強調しておきたいことは、また一方の事実として多くのD12492ユーザーは週に一度しか飼料を交換しておらず、それでも得られたデータに非常に満足しているということです。この点に関してはユーザー自身が両方の方法を実際の施設条件下で試してみるしかないでしょう。

ニシン油(魚油)のような多価不飽和脂肪を多く含む飼料については、最低でも週に2回は交換したほうが良いでしょう。ニシン油に含まれる長鎖多価不飽和脂肪酸(LCPU FA)は複数の二重結合をもつことから非常に酸化しやすいためです。ニシン油のメーカーの多くは抗酸化物質(tBHQなど)を配合していますが、それでも多価不飽和脂肪を多く含む飼料については、他の飼料とは別の取扱方法を用いるのが賢明です。この取扱方法には、冷凍保存すること、遮光すること、飼料交換を頻繁に行うことなどが含まれます。
飼料交換を週に二度以上行ったほうが良い場合が他にもあるかもしれません。そのような経験をお持ちでしたら、是非ご連絡下さい。もしも飼料交換をより頻繁に行うことで摂食量や体重がより安定し、データの偏りが抑えられるならば、あらゆる手を尽くしてそのようにして下さい。またもし週に一度の交換でも同様に良いデータが取れるのならば、そのようにして頂くのが良いでしょう。ご自身にとって最もうまく機能する方法をとって頂くのが良いのです。

ブログ原文はこちら: When to Change Diet

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